AIが進化したら人間は何をするのか
考える時間がムダになる世界
要は、AIがどんどん進化すると、人間が考える時間すらムダになる可能性があるわけです。例えば、昔は計算をするのに時間がかかったけど、電卓やパソコンが登場して、一瞬で計算できるようになった。で、次のステップとしては、人間が「何をするべきか」すらAIが判断する時代になると思うんですよね。 今でも、ChatGPTとか使えば、それなりに文章を書いてくれるし、プログラムも作ってくれる。じゃあ、このままAIが進化したら、人間は考える必要あるの?って話になるわけです。例えば、ビジネスの企画書とか、AIがデータ分析して「この戦略が成功しやすいです」って教えてくれたら、人間はそれを選ぶだけでよくなる。 そうなると、人間の仕事って「AIが作った答えをチェックする」だけになる可能性が高いんですよね。で、それすらAIができるようになったら、人間は何するんですか?っていう話になるわけです。
文系でもAI研究できる時代の意味
今回の話で面白いのが、文系出身の研究者がAIの最前線にいるってことなんですよね。普通、AIって数学とか理系の人がやるイメージあるじゃないですか。でも実際には、AIの応用とか、新しい使い方を考えるのって文系の視点が重要だったりするんですよ。 例えば、AIに「一歩一歩考えてみよう」って指示を出すだけで、正答率が上がるって話があるわけですけど、こういうのって数学の知識がなくても気づける発見なんですよね。要は、AIをどう動かせばより良い答えを出せるのか?っていう設計の部分で、人間の思考が必要になるってことです。 でも、これも時間の問題で、そのうちAI自身が「こう考えたほうが正解しやすいですよ」って最適なプロンプトを作るようになると思うんですよね。で、最終的に人間がAIを研究するんじゃなくて、AIがAIを研究する時代になると。
AIが仕事を奪う未来
ホワイトカラーの仕事がなくなる
よく言われる話ですけど、AIによって仕事が奪われるっていうのは、今までは工場のライン作業とかブルーカラーの仕事の話が多かったんですよね。でも、最近のAIの進化を見ると、むしろホワイトカラーの仕事がヤバいんですよ。 例えば、経理とか法務とか、ルールに基づいて処理をする仕事って、AIのほうが正確にやれるんですよね。しかも、人間と違って疲れないし、ミスもしない。で、企業としては、コストが下がるならAIを導入したいわけじゃないですか。 さらに、プログラミングもAIがやるようになったら、エンジニアですら不要になる可能性があるんですよね。最近だと、コードを書くAIがどんどん進化してて、ちょっとしたアプリぐらいならAIだけで作れるようになってる。そうなると、企業は高い給料のエンジニアを雇う理由がなくなるわけです。
人間は何をするのか問題
で、AIが仕事を奪ったあと、人間は何をするの?って話になるんですけど、結局、何もしなくていい社会になるか、もしくは新しい仕事が生まれるかのどっちかなんですよね。 例えば、ベーシックインカムみたいな制度ができて、「とりあえず働かなくても生きていけますよ」って社会になれば、人間は趣味とかクリエイティブなことに集中できるようになるかもしれない。でも、実際にはお金の問題があるから、そんな簡単にはいかないと思うんですよね。 じゃあ、新しい仕事が生まれるのかっていうと、それも結局はAI次第で、AIができないことを人間がやるしかない。でも、AIがどんどん進化していくと、人間がやるべきこと自体がどんどん減っていく。最終的には、「人間が働く意味って何?」っていう哲学的な話になっていくと思うんですよね。
日本がAI競争で取り残される理由
規制が遅れている
日本って、新しい技術が出てくると、とりあえず規制しようとする傾向があるんですよね。例えば、ドローンとかUberとかも、海外ではどんどん普及してるのに、日本では法律が追いついてなくてなかなか使えない。で、AIも同じように、著作権とか個人情報の問題で、規制が遅れたら、日本のAI産業はどんどん遅れていくわけです。 一方で、中国とかアメリカは、ガンガンAIを開発してて、規制よりも技術の発展を優先してるんですよね。だから、日本がこのまま規制ばっかりやってたら、気づいたときには「もう海外のAIに勝てませんでした」ってなる可能性が高い。
優秀な人材が流出する
で、AI研究者って今、めちゃくちゃ需要があるんですよ。特に、海外ではAIのエンジニアに高い給料を払うから、日本の優秀な人材がどんどん海外に流出していくんですよね。 実際、日本でAIの研究を続けるよりも、アメリカとかシンガポールに行ったほうが給料も環境もいいわけです。そうなると、日本はどんどんAIの分野で遅れをとることになる。で、最終的には「海外のAI技術を買って使うしかありません」っていう未来になっちゃうんですよね。
AIと共存するための新しい社会
人間の価値が変わる
要は、AIが仕事をどんどん奪っていく未来って、今までの「働く=価値を生む」っていう考え方自体が崩れるわけですよね。今までは、誰かが労働して、その対価として給料をもらうのが普通だったけど、AIが代わりに働いてくれるなら、人間は別に仕事をしなくてもいいんじゃないの?って話になるわけです。 じゃあ、人間の価値って何になるのかっていうと、クリエイティブなこととか、感情に関わる仕事にシフトしていく可能性が高いんですよね。例えば、アートとかエンタメとか、人間の感情を動かす仕事は、AIが代わりにやるのは難しい。もちろん、AIが音楽を作ったり絵を描いたりすることはできるけど、それを「良い」と感じるのは結局人間なわけで、そこに人間の価値が残る可能性があるんですよ。
ベーシックインカムは実現するのか
で、AIがほとんどの仕事を代行する社会になったら、当然「仕事がない人」をどうするのかっていう問題が出てくるわけです。そこに対する解決策の一つがベーシックインカムですよね。 要は、全員に最低限の生活費を配ることで、働かなくても生きていけるようにする制度ですけど、これが実現するかどうかはかなり微妙なところなんですよね。なぜかっていうと、結局「誰がそのお金を払うの?」って話になるからです。 例えば、大企業がAIを導入して、めちゃくちゃ儲けるようになったとしても、それを政府が税金として回収して、国民に分配する仕組みを作らないといけない。でも、企業側からすると「なんでウチが稼いだお金を配らなきゃいけないの?」ってなるわけで、そこに利害の対立が生まれるんですよね。 だから、ベーシックインカムは理論的には可能だけど、実際に運用するのは相当難しいんじゃないかと思うんですよね。結局、「仕事がない人は自己責任」みたいな社会になる可能性が高くて、格差が広がる未来のほうが現実的かなと。
AIの暴走と規制のジレンマ
人間のコントロールを超えるAI
AIが進化していくと、最終的に「人間の制御を超えたAI」が出てくる可能性があるんですよね。例えば、今でもAIが「自分で学習して成長する」仕組みになってるわけで、それがどんどん加速したら、「人間が理解できないレベルの思考」をするAIが生まれるわけです。 そうなると、もう人間がAIを管理するんじゃなくて、AIが人間を管理する社会になる可能性もあるんですよね。例えば、政府が「AIに国の運営を任せたほうが効率的だよね」ってなったら、政治家すらいらなくなる。で、最終的には「AIが決めたルールに従うだけの人間」が大量に生まれるっていう未来もありえるんですよ。
規制をかけると日本は遅れる
で、こういう未来が怖いから、規制をしようって動きが出てくるわけですけど、日本は規制を強くしすぎると、今度は技術の進化が遅れるんですよね。 例えば、ヨーロッパとかはAIに対する規制が厳しくて、個人情報の保護とか著作権の問題とか、いろんな制約があるわけです。でも、それが厳しすぎるせいで、アメリカとか中国に比べてAI開発のスピードが遅れてる。 日本もこのパターンに陥る可能性が高くて、著作権とか個人情報の問題を厳しくしすぎると、企業が自由にAIを開発できなくなる。でも、逆に規制をゆるくしすぎると、「AIが暴走するリスク」もあるわけで、ここがかなり難しいところなんですよね。
未来のAI社会はどうなるのか
結局、人間はAIに頼るしかない
ここまでの話をまとめると、結局のところ、AIの進化は止められないんですよね。で、人間がAIなしで生きていくのも難しくなるわけです。 例えば、昔は「スマホなんてなくても生活できる」と思ってた人が多かったけど、今ではスマホなしの生活が考えられないじゃないですか。同じように、AIも「なくても大丈夫」って思ってるうちはいいけど、そのうち「AIなしでは何もできません」って時代になるわけです。
人間がAIとどう向き合うかがカギ
で、最終的に重要なのは、「人間がAIとどう向き合うか」ってことなんですよね。要は、AIに全てを任せてしまうのか、それとも人間がAIをうまくコントロールするのかっていう話です。 例えば、AIをただの便利なツールとして使うなら問題ないけど、「AIが決めたことに従うだけの社会」になったら、人間の価値がどんどんなくなっていく。だから、どこまでAIに頼るのか、どこから人間が介入するのかっていうルールをしっかり決めることが大事になると思うんですよね。 ただ、日本の場合、そういう議論が進まないまま「とりあえず規制しましょう」ってなりがちなので、その結果「海外のAIに依存するしかない社会」になる可能性も高いんじゃないかと。
AI時代に生き残るためには
AIを使いこなすスキルが必須
今後、生き残るために必要なのは、結局「AIを使いこなせるかどうか」ってことなんですよね。要は、AIに仕事を奪われる側になるか、AIを使って仕事をする側になるかの違いです。 例えば、エンジニアでも「コードを書くスキル」よりも「AIをどう使って効率的に開発するか」が重要になってくる。だから、単純な作業をするだけの人は淘汰されていくけど、「AIを使って価値を生み出せる人」は生き残れる可能性が高い。 そう考えると、今のうちにAIを使いこなすスキルを身につけるのが、未来を生き抜くカギになるんじゃないかと思うんですよね。
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