AI法案の現実と未来
結局、ザル法になる未来しか見えない
要は、政府がAI法案を決めたって話なんですけど、これがどれだけ意味あるのかっていうと、正直微妙だと思うんですよね。なぜかというと、法律っていうのは基本的に「今ある問題」に対応するために作られるもので、「これから出てくる問題」に対してはほぼ無力なんですよ。で、AI技術っていうのは日進月歩で進化するので、今の時点で法律を作っても、施行される頃にはすでに時代遅れになっている可能性が高いんですよね。 たとえば、インターネットが普及したときも、後からいろんな法律が作られたんですけど、結局、規制の抜け道を見つけた企業が儲かる構造になりましたよね。で、AIに関しても同じことが起きると思うんですよ。規制が厳しくなったとしても、それをかいくぐる方法を考える人たちが出てくるので、法案自体が骨抜きになる未来しか見えないんですよね。
AIによって変わる仕事のあり方
で、AIが普及すると何が起こるかっていうと、単純に「人間の仕事が減る」って話なんですよ。例えば、今まで人がやってた事務作業とか、接客業とか、そういう仕事はどんどんAIに置き換わっていくわけですよね。実際に、企業はコスト削減のためにAIを積極的に導入する流れが進んでますし、これはもう止められないんですよ。 じゃあ、そうなったときに人間の仕事ってどうなるのかっていうと、「AIを使う仕事」と「AIにできない仕事」に分かれていくわけですよ。AIを使って効率よく仕事を進められる人は問題ないんですけど、AIに置き換えられるだけの仕事しかできない人は、どんどん職を失うんですよね。で、失業者が増えると社会的な問題になるので、政府が「AIによる影響を最小限にする」みたいなことを言い出すんですけど、結局それって「時代の流れに逆らう」ってことなんですよね。 歴史を見ても、産業革命のときに機械化が進んで仕事を奪われた労働者がいたわけで、AIの普及もそれと同じことなんですよ。違うのは、今回はもっと速いスピードで変化が起きるってことです。要は、これからの社会では「AIに使われる側」じゃなくて「AIを使う側」に回らないと、生き残るのが難しくなるんじゃないかって話ですね。
AIが生み出す格差と新たな社会問題
で、AIが普及するともうひとつ大きな問題が出てくるんですけど、それが「格差の拡大」なんですよね。要するに、「AIを使いこなせる人」と「AIに仕事を奪われる人」の間で、大きな経済格差が生まれるわけですよ。 例えば、プログラマーとかデータサイエンティストみたいな仕事は、AIを使うことでむしろ効率が上がって、収入も増える可能性が高いんですよ。でも、一方で単純労働をしてる人たちは、AIによって仕事が奪われるので、収入が減るか、最悪の場合は仕事自体がなくなるんですよね。 で、そうなるとどうなるかっていうと、貧富の差がどんどん広がっていくわけですよ。今でも格差社会って言われてますけど、AIの普及によって、その差がもっと顕著になっていくんですよね。しかも、AIを開発する側の企業は莫大な利益を得る一方で、一般の労働者はどんどん厳しい状況に追い込まれるわけです。これ、普通に考えたら社会不安が増える未来しか見えないですよね。
政府の規制では追いつかない
で、政府が「AIの倫理的な問題を考慮して法規制をする」とか言ってるんですけど、それって本当に機能するんですかね？って話なんですよ。例えば、個人情報の扱いについて厳しいルールを設けるって言ってますけど、結局それって「バレなきゃいい」って考える企業が出てくるんですよね。で、規制が厳しくなればなるほど、表向きはルールを守ってるけど、裏では抜け道を使って好き放題やってる企業が増えるわけですよ。 そもそも、日本の法律って基本的に「後追い」なんですよね。問題が起きてから対処するパターンがほとんどなので、AIの技術がどんどん進化していく中で、それに合わせた法律を作れるかっていうと、まあ無理ですよね。要は、政府がやってることは「現状の問題を見て対策を考える」だけで、未来を見据えて動いてるわけじゃないんですよ。 結局、法律を厳しくすればするほど、技術の発展を妨げることになるし、逆に規制を緩くすれば、今度は悪用する人が増えるわけで、どっちに転んでも問題は解決しないんですよね。
AIがもたらす未来と社会の変化
人間の価値が変わる時代
AIの普及が進むと、根本的に「人間の価値とは何か？」という問いが生まれるんですよね。今までの社会では、「労働によって価値を生み出す」ことが当たり前だったんですけど、AIが労働の大部分を代替するようになると、その前提が崩れるんですよ。 たとえば、今までは「スキルがある人」が高い給料をもらえたわけですけど、AIがそのスキルを超えてしまったら、結局「人間がいる意味って何？」って話になるんですよね。現時点でも、画像生成AIや文章生成AIがクリエイティブな仕事をどんどん代替し始めてるわけで、将来的には「人間にしかできない仕事」っていうのが、ますます減っていくんじゃないかと思います。 で、そうなると、「仕事をしない人間が増える」っていう社会構造が出てくるわけです。今までは仕事がないと収入が得られないのが普通でしたけど、AIが労働を代替するなら、もう「働かなくても生きていける仕組み」が必要になるんですよね。で、その最もシンプルな解決策が「ベーシックインカム」なんですけど、日本政府がそれを実現できるかっていうと、まあ難しいでしょうね。
格差が広がる未来
で、AIが発展すればするほど、結局「金持ちはもっと金持ちに、貧乏な人はもっと貧乏に」っていう未来になるわけですよ。なぜかというと、AIを持ってる企業や投資家は、それを使ってさらに利益を生み出せるわけですけど、一般の人はAIに仕事を奪われるだけだからです。 今でも、「資本を持ってる人が勝つ」っていうルールがあるんですけど、AIの進化によって、それがもっと加速するんですよね。たとえば、金融業界ではすでにAIが投資判断をしてるわけで、人間のトレーダーがどんどんいらなくなってきてるんですよ。で、そういうAIを使えるのは、結局大企業とかお金持ちなわけで、一般の人はどんどん置いていかれる構図になるんですよね。 で、政府は「格差をなくすための施策」とか言い出すんですけど、結局、格差がなくなることはないんですよ。なぜかというと、AIの技術を開発した企業や投資家たちは、すでに利益を独占してるわけで、法律を作っても「金持ちがより有利になるルール」になっちゃうからです。これ、資本主義の基本なんですよね。
AI犯罪とプライバシーの崩壊
で、もうひとつ問題なのが「AI犯罪」なんですよね。今までは、詐欺とかハッキングって、人間がやるものだったわけですけど、AIが悪用されると、もっと高度な犯罪ができるようになるわけですよ。 たとえば、ディープフェイク技術を使えば、簡単に偽の映像や音声を作れるので、有名人や政治家のスキャンダルを捏造できるんですよね。で、それがSNSで拡散されると、人々は嘘の情報を信じちゃうわけですよ。しかも、AIを使えば、標的の性格や好みに合わせた詐欺もできるので、従来の詐欺よりも成功率が高くなるんですよね。 あと、プライバシーの問題も深刻になってくると思います。AIは大量のデータを解析するのが得意なので、個人の行動パターンや趣味嗜好を丸裸にできるわけですよ。で、そのデータが悪用されると、「あなたの知らないところで、あなたの情報が勝手に使われる」っていう社会になるんですよね。
日本がAI後進国になる未来
で、こういう問題がある中で、日本がどうなるかっていうと、ぶっちゃけ「AI後進国」になる未来しか見えないんですよね。 なぜかというと、日本の企業は基本的に「新しい技術を積極的に取り入れる」のが苦手なんですよ。で、政府も規制ばかり増やして、技術革新の邪魔をする傾向があるので、AIの分野でも世界に遅れを取る可能性が高いんですよね。 実際、GAFA（Google、Apple、Facebook、Amazon）とか、中国のAI企業に比べて、日本のAI企業って全然存在感がないじゃないですか。で、このままいくと、AIの技術はアメリカや中国に握られて、日本は単なる「AIを使う側」にしかなれない未来が見えるんですよ。 じゃあ、日本はどうすればいいのかっていうと、本来なら「AI技術の開発にもっと投資する」べきなんですけど、日本企業はリスクを嫌うので、それが難しいんですよね。で、結果として、海外のAI技術を輸入して使うだけの国になって、最終的には「AIに支配される側」になるんじゃないかって思うんですよね。
AIと共存する未来へ
じゃあ、どうすればAI時代を生き抜けるのかって話なんですけど、結局のところ、「AIに使われる側」じゃなくて「AIを使う側」に回るしかないんですよね。 たとえば、単純な労働はAIに任せて、人間は「AIを活用して価値を生み出す」仕事にシフトする必要があるんですよ。でも、日本の教育システムは「みんな同じことをやる」っていう考え方が強いので、こういう変化に対応するのが苦手なんですよね。で、気づいたときには、もうAIに仕事を奪われてるっていう未来になってる気がするんですよ。 だから、個人レベルで考えるなら、「AIにできないことをやる」か「AIを使いこなす」ことを意識しないと、これからの時代は生き残れないんじゃないですかね。
コメント